出社し、まずは技術部内で軽いミーティングを実施。
今日の仕事の割り振りや、課題事項の進捗を確認したり、共有をしました。
日々営業部から様々な依頼や、機材が持ち込まれますので、残工数を確認したりチームで効率良くタスクをこなすために、とても大切な仕事です。
その後、故障したPCのHDDをSSDに交換。OSのセットアップしてドライバーを的確にインストールしてきいきます。
お昼にはしっかり休憩を取ってリフレッシュ。
午前はデータを復旧しながら、別のノートPCの液晶の交換作業を手際よく行います。
待ち時間が発生する作業の合間で他のタスクをこなすと効率が良いです。夕方には、テクニカルサポートとしてお客様先へご訪問が1件。 Wi-Fiが繋がらないとの事でしたが、トラブルシュートにて障害部位を断定。機器の交換対応にて一件落着。 営業部から頼まれていた新品のBTOの仕様検討、お客様のご要望を確認し、構成パーツをさらっと選定。ハイスペックPCの組上げの案件となりそうです。しっかり連携をして業務終了。
上記は一例で、実際にはハード、ソフト問わず様々なトラブルやセットアップの対応を行います。
店舗へ機材をお持ち込みいただいたお客様の初診対応や、液晶割れ等の物理的破損の修理、特注のBTO PCの組み上げ作業、SATA HDDからSSDへのデータ移行を伴うアップグレード、TeraStation等のNASのセットアップ、リモート環境やVPNネットワークの構築 等々……
デバイスもデスクトップPCやノートPCに留まらず、サーバー機、ネットワーク機器、スマホ、タブレット、レコーダー、ゲーム機など、電子機器であればジャンルもメーカーも様々です。
9:50~ 出社
技術センター・各拠点に出社
10:00~ ミーティング&業務開始
技術部内ミーティング 今日の実施事項や課題、方針等の共有を行う 営業部より委託を受けた機材の復旧に着手 HDDが故障したPCのパーツを交換して リカバリーを実施
12:30~13:30 休憩
13:30~16:00 午後の業務開始
データの復旧作業をしつつ、 液晶画面を交換 サックリと作業を完了
16:00~18:00 サポート案件 訪問対応
テクニカルサポートにてお客様先に訪問 Wi-Fiがつながらないトラブルのサポート ルーターの故障を特定。 機器交換と設定にて対応。
18:00〜19:00 業務終了
営業部より委託の 新品PCの初期設定を実施。 担当営業に報告を入れて本日の業務は終了
19:30 退社
きむらパソコンはお預かりした故障機材を修理してお返しする事業がメインです。
当然、お客様に笑顔と満足をお届けできるかどうかは、エンジニアの仕事ぶりに掛かっているのは言うまでもありません。
お客様と対面する事は少ないですが、機材を通してその仕事ぶりは直接お客様へと伝わります。
技術職だからといって、ただ受動的に営業から引き継ぎを受けるのではなく、しっかりと双方向のコミュニケーションを行い、よりお客様に満足していただこうという、貪欲な姿勢がプロフェッショナルには必要です。
また、機材は幅広く扱っているため、必ずしも自分のやりたい修理ができるとは限りません。
技術の進歩に終わりはありませんから自分の知識に慢心せず、知らない分野、新しい技術、そういった情報も積極的に取り入れ続ける姿勢が大切です。
テクニカルセンターのスペースは、エンジニアに人気を博している、今風でオシャレなつくりとなっており、 開放感のあるワークスペースで快適な空間を作りました。
更に、社内インストラクター制度を導入。
当社は修理の分野が多岐にわたる分、わからない分野の事は気軽に先輩に聞ける土壌、雰囲気が常にありますし、そういったコミュニケーションを会社ぐるみで大切にしています。
いわば、各方面のナレッジを学び放題なので、エンジニアの知識欲を飽きさせない環境です。仕事を通じて多くの経験を積むことで、着実にスキルアップしていける環境です。
対象が単一のメーカー、同一の作業ではないため、マルチな分野で活躍できるエンジニアへと実務を通して成長できます。
「エンジニアは一生が勉強です」等と当たり前の事実をこうした場で言われると、ゲンナリしてしまう方もいると思います。
しかし、例えば自分のパソコンやスマホが何らかのトラブルに見舞われた時、Googleで一晩中対処法を調べて、意図せず夜更かししてしまったが、なんとか自力で解決できた。
そのまま疲労感と満足感に包まれて眠る……という経験をしたことが、エンジニア志望の方であれば必ずあるはずです。
そうした探求心と学びに対する興味と前向きな姿勢を、どんなにスキルアップしても忘れない事。
このマインドを持ち続けられる方には、最適な仕事です。
毎日の小さな成功、小さな成長に裏打ちされる、自他ともに認めるプロフェッショナルを目指してください。そして、常にお客様とチームのことを考えることも忘れないでください。